近況報告:ネパール・サララヒ村小学校建設



ラフーとネパールのサララヒ村の有志、村人の共同で進められている小学校の新校舎の建設についての近況報告です:

前回ペーパー版の「ラフー通信(関西版)」(2009年8月29日発行)にてご報告させていただいた時には工事は8割方完成しているものの、2009年3月にネパールが近年にない大型台風に見舞われ近隣の家屋の崩壊や、農作物に大きな被害を受け、校舎建設は一時ストップをせざるを得ない状況にあるとご報告いたしました。
校舎は鉄筋入りのレンガ造りのため台風の被害は最小限で済んだ様子ですが、村人のボランティアによる労働力がしばらく止まる事になってしまいました。学校の完成を楽しみにしている子どもたちにとっては悲しいことですが、政府の援助もなかなかうけられない村にとって、まずは村人が日常の生活を取り戻すことを最優先に考え、彼らの生活の復興を待ちながら辛抱強く完成の日々を待つ事にしました。
そして先日、近況報告が届きました。8教室のうち3教室が完成し授業が開始されました。
校庭で授業を受けていた子どもたちにとって何より待ち望んでいたことでしょう!村の有志たちが、子どもたちやラフーとの約束を一生懸命果たそうと努力してくれておりますことを大変嬉しく思いました。
また随時近況報告してまいります。
(写真上段は送られてきた最近の様子です。完成した校舎で授業を受けている子どもたちの姿です!下段は1月に視察旅行に参りました時のスナップです。)