今年度のさくら基金は、豪雨被害にみまわれた岡山県真備町の学生たち、そして東日本大震災支援活動でご縁の出来た気仙沼市児童センターへの支援に使わせていただきましたことをご報告いたします。
1.岡山県真備町
岡山県立矢掛高等学校在学の生徒・・・11名
岡山県立真備陵南高等学校在学の生徒・・・12名
上記対象者の兄弟(中高生)・・・7名
自転車:30台
単価:15,000円
合計:450,000円(配送料込)
▼支援内容
平成30年7月の西日本豪雨で被災した岡山県真備町在住の高校生全員にNPO法人カタリバのスタッフが一人ひとりにヒアリングをしてくださいました。その調査で
「自転車が使用できなくなったために、通学が困難になった」との声が数多くあることを知り、対象生徒およびその中高生の兄弟に対し、LAFFOO関西支部に自転車支給の支援要請を受けました。現地で活動されるカタリバさんに引き続きご協力いただき、被災された地元の自転車屋さんに手配をお願いし、生徒たちに自転車を寄贈することができました。
2.宮城県気仙沼児童センター
東日本大震災支援活動を通してご縁のできた気仙沼市に、今年の3月末、図書館に併設される形で0才から18才までの子どもたちのための児童館が新設されました。
現地在住の友人より、「児童センターは、無料で遊べる施設として人気が高く、乳幼児や子どもたちを連れた親御さんがたくさん集まるものの、行政からの備品が不足している」との報告を受けました。子どもたちが安全にもっと楽しく施設を活用できるために何が必要かを児童センターの職員の方に依頼して具体的なリストを作成して頂きました。リストの中には玩具や遊具、ベビー用のソフトクッションなどが含まれていました。
被災地人口が減少傾向にある中、子どもたちが気仙沼で元気に楽しく日々成長してくれることが、被災地の復興につながるのではないかと信じ、たくさんの子どもたちの笑顔に繋がる支援先が見つかりましたことを関西支部スタッフ一同嬉しく思っております。
支援内容
気仙沼自動センターの備品として、
日除け 291.920円
ソフトクッション 42.220円
トランシーバー 63.504円
玩具遊具 17点 215.311円
合計 52点 612955円