【ご報告】 LAFFOO関西支部 さくら基金

今回は、東北ユースオーケストラ有志による気仙沼遺構でのコンサートのご支援をさせて頂きました。

東北ユースオーケストラは、故・坂本龍一さんが東日本大震災後に創設された、岩手、宮城、福島の東北3県出身の小学生から大学生までの子どもたちで構成されるオーケストラです。 

震災後13年が過ぎて震災の記憶が薄れゆく中、9歳で東日本大震災を経験し、自分が生かされた理由を自問自答する気仙沼出身の団員の思いを知ったことがきっかけでした。

彼女の呼びかけで、東北ユースオーケストラの有志が東日本大震災で大きな被害のあった気仙沼市を訪問して、東日本大震災の当時の状況やそして今を知ることで、東日本大震災について団員たちそれぞれの理解や思いを深め、また遺構でコンサートをして現地の人たちに披露したいという子どもたちのリクエストにご支援させて頂きました。(詳細は下記に記載)

2024年2月4日、気仙沼市東日本大震災遺構伝承館でのコンサートは、会場に座りきれないほどのたくさんのお客様でいっぱいになり、温かなコンサートが実現しました。気仙沼を訪問した子どもたちは語り部さんの話しを聞いたり震災時の映像などを見て、一瞬で建物や車が海へ引き込まれ、人の生命までも奪っていった天災の大きさや恐ろしさをあらためて共有し、伝承することの大切さそして防災についても深く考える機会となったようでした。LAFFOO関西支部を代表して草野裕子も会場を訪れ、現地でいつも関西支部の支援のお手伝いをして下さる足利邦子さん、菅原りえさんと共に東北ユースオーケストラの子どもたちとの交流会に参加させて頂きました。

後日、当日参加された東北ユースオーケストラの生徒さんたちからそれぞれの思いや感謝の気もちを書いたお手紙が関西支部に届きました。

LAFFOO関西支部のさくら基金が生徒さんたちのリクエストの実現のお役に立てましたこと、本当に嬉しく感じております。

LAFFOO関西支部  草野裕子

(下記の画像はクリックすると拡大いたします)



下記は生徒の皆さんからいただいた嬉しいお手紙です。