コンピュータールームに関する最新の報告書が届きました!
(以下Aids Programスタッフからのレター):
LAFFOOの支援により購入した4台のコンピューターのおかげで、2009年10月よりコンピューターのクラスをスタートすることが出来ました。
昨今のコンピューター社会に順応できるように、LAFFOO育英基金の支援を受けている貧困地区の学生を中心に、その家族で知識を必要とする者にも門戸を開き、学習の機会を与えるのが目的です。
現在 レ・バン・トン氏とダオ・ドゥイ・フーン氏の2名の男性講師がクラスを受け持っています。
1)学生用のクラス
2009年10月10日に第1回のクラスが始まりました。4名ずつの5グループに分けられた20名の学生が週に3回、順番に夜授業を受けています。
まず個々の生徒のレベルやニーズを調べた上で、コンピューターの起動の仕方、ワープロ機能の使い方などの基本操作を教えていきます。
基本のクラスを終了した学生や、コンピューター使用経験者用のクラスもあります。上級者用クラスではファイルの整理の仕方や、学校の宿題にコンピューターを活かす方法などを指導します。
2)成人向けのクラス
LAFFOO育英基金の学生の家族や貧困地区でコンピューターの知識を必要とする者に向けたクラスです。開講して3ヶ月経った現在、7名が登録しています。週2回、タイピングを中心に基本操作を教えます。
この3ヶ月を振り返って...
学校ですでにコンピューターを使用していた学生は、各々の興味や目的もはっきりしており、自主的にコンピュータールームを頻繁に活用しています。
新しくコンピューターに触れた生徒は、今のところまだ使いこなせてはいないものの、一生懸命LAFFOOの支援によるこのチャンスを活用しようと、クラス時間以外にも通ってきています。
成人のクラスに関しては、仕事の影響などで毎回出席できない生徒も多く、ゆっくりとしたペースで進歩しています。ペースはゆっくりですが、就職にもコンピューターの基本知識は当たり前の時代ですから、生活向上の夢を目標に努力しています。
クラス開講から3ヶ月経ちました。また改めて個々の現在のレベルチェックと、今後必要な習得技術を再確認してクラスの内容を向上すべく再編成して行く予定です。
改めてLAFFOOの皆様のご支援を心より感謝いたします!
ホーチミン市Aids Programスタッフ一同